TAJIMAは創業100周年を迎えました : 田島ルーフィング株式会社

JIS規格〔日本工業規格〕との関わり

床材の種類と記号の変化〔何がどう変わったのか?〕

ビニル床タイル【】は新しくなった現行記号

  • 樹脂、可塑剤、安定剤からなる“バインダー”の含有率が30%未満で単層のものは、従来どおりコンポジションビニル床タイル【KT】として残されましたが、凹み値で分ける“半硬質と軟質”の区分は廃止されました。
  • 同含有率が30%以上を示していた ホモジニアス系ビニル床タイルHTという種類・区分は廃され、単層品を 単層ビニル床タイル【TT】、多層のラミネート品を 複層ビニル床タイル【FT】として新たな2種類に置き換わりました。
  • 2005年改正で設定された置敷形は置敷きビニル床タイル【FOA】として置き換わり、さらに厚さ4.0mm未満のものは薄型置敷きビニル床タイル【FOB】として追加されました。
  • 従来、認証申請可能なタイル形状は“正方形に限定”されていましたが、今回の改正では各辺ともに300mm以上あれば認証申請の対象となりました。

ビニル床シート【】は新しくなった現行記号

従来9種類あった区分が次の4種類に集約されました。

  • 発泡層なしは構造により、単層ビニル床シート【TS】、複層ビニル床シート【FS】の2種類に区別され、発泡層ありは密度により、650kg/m3以上を 発泡複層ビニル床シート【HS】、650kg/m3未満を クッションフロア【KS】とした2種類に区別されました。

タイルカーペット、接着剤

  • タイルカーペット、接着剤はこのJIS規格には該当しません。

<参考> 以下に、変更点解説書のポイントを要約いたしました。正確な情報はJIS規格正本にてご確認ください。

1)JIS A1454 高分子系張り床材試験方法の改正内容

  • 新たな試験方法の項目として、VOC試験方法、密度測定方法を追加
  • 次項2)のとおり、加熱減量率の規格及び試験を廃止
  • 温湿度の標準状態を見直し
    温度20±2℃ ⇒ 23±2℃
    湿度65±10% ⇒ 50±10%
  • 測定器への要求精度を見直し
  • 全体の文章構成をISOに準じた形態に見直し
  • 要修正事項はISOと整合するよう試験条件などを見直し

2)JIS A5705 ビニル系床材の改正内容(種類と記号、試験項目など)

  • ISOではビニル床材はJISとは異なる観点で5種類(ISOではタイルとシートは同じ扱い)に分類されるため、JISもそれにならい、床材の"種類と記号"を見直し(ISOとの呼称融合)
  • 種類と記号は移行期間の混乱を避けるため、全種類変更
  • 記号はローマ字読みに由来
  • 種類や試験方法の変更に伴い、規格値(JIS A5705)も見直し
  • 荷重による凹みの回復状態を示す"残留凹み率"は、見た目の影響がわかる"残留凹み量"に見直し
  • 経年の"収縮程度"などを示す"加熱減量率"は項目そのものを廃止

<当社の対応>

  • 改正公示日は2010年10月20日ですが、メーカーのシステム移行には1年の猶予措置期間があるため、2011年10月19日がシステム移行の期限になります。当社では2011年4月より生産体制の切換えを行っております。
  • 改正前に生産されたJIS認証製品(在庫品)や公示後、移行完了までに従来のJIS規格に基づき生産された製品についても、JIS品として継続して販売すること、使用することに問題はございません。
  • システム移行の過渡期である現在は"旧表示の商品と現表示の商品が混在"して納材されることがあります。
  • 従来JIS品であった製品は現行規格の下でも「JIS認証製品」として通用いたします。試験方法や規格変更に伴い、"従来のJIS製品が(公示後の)現行規格の下ではJIS認証製品でなくなるのでは?" というご心配は無用です。

ページトップへ